キロちゃんの正義感

 お菓子の空き箱に興味を持ったソラとキロ。

 ソラが夫役で、キロが妻役。
 



 ソラがせっせと箱の中のキロに餌を運んで、
 まったくオトコ同士なのに何やってんだか。



 楽しそうなので、それを覗いたりんちゃん(背)。
 中からソラが「突猛進」の勢いで追い払いにやってきた。
 慌てて逃げたりん。



 アル:「あら、りんさん、またプスくれた顔をして
     どうしたやんすか?」
 りん:「りんはちょっと見ただけなのに、
     ソラに意地悪されたチュピなのよ」



 アル:「りんさんご機嫌治してほしいやんす。
     あなたが心優しいレディーだということを
     ボクは解かっているやんすよー」、
 りん:「アルパカあにさん、ありがとう。
     りんは惚れてしまうチュピー」


 しばらくして……

 アル:「ね〜キロちゃん、オンナを落とすのって
     意外と簡単でやんすねー」
 キロ:「えっ、なんでしゅかそれ。」
 アル:「りんさんがボクの事を好きになったみたいでやんすー」
 キロ:「えーーーっ」
 アル:「やっぱりボクが色男なのも要因のひとつかもぉー」
 と自慢げに語るアニさん。



 キロ:「りんちゃんは、ナナちゃん一筋でしゅよ。
     ウソを言ったら、しっぽさかさ吊の刑に
     しちゃいますよー」
 アル:「て、撤回するでやんすーーー」



 キロ:「りんちゃん、これでいいでしゅか。
     キロは頑張りましたよ。
     お礼は燕麦でいいでしゅよー」




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