ひな祭りのできごと

 いつからか毎年3月3日は実家の両親が来て、我が家で食事をするということになっていた。
 今年は土曜日にあたり、夫も自宅にいる。
 午後3時頃からということになり、前日に買い物に行けなかったので、
 米をといで、卵焼きを作って、軽く掃除をして、夫と買物に出かけた。


 買物を終え自宅に戻って10分後、エビの皮をむいていると電話が鳴り
 「もう近くまで来てるんだけれど、行っていいよねー」
 との事。
 予定より約2時間早い。
 急に焦り始めた私。



 キロ:「接待してくれないでしゅねー」
 ソラ:「ほったらかしって感じでチュ」


 りんが何故だか大人しい。
 父のそばに行っている。

 それでもソラとキロは、適当にくつろいでくれていた。
 たまにしかうちに来ないから、すべてが楽しいらしい。
 大きな声で鳴きながら飛び回る。

 キロ:「ナナたん何処でしゅか?」

 1羽、すごく遠くで鳴いている声がする。
 義母は「下に行ったのかな」と言い探しにいってくれた。


 私は「もしや……」と思い、納戸の戸を開けた。
 「ナナ、どこ? ナナ、いるの?」
 全く、返事がない。
 でもカサカサと音がする。
 ピョコンとナナが出てきた。扉とまったく正反対の方向から……

 ナナは夫が納戸に入って行ったのを見て、ついていったようだ。
 電気がついていたので、ナナも入ってしまったのだろう。
 私はいつも、「ここは暗くて怖いところ」と教えていたんですけどね。


 私が手を差し出すと人間不信みたいな顔して、飛んでいった。
 後で私も夫もナナに懸命に謝った。

 ソラとキロが早く来てくれなければ、もっと長い間閉じ込められて
 いたのかもと思うとゾッとした。


 そんなこともあって、バタバタして作った料理。
 母は「ちらし寿司とお吸い物だけで十分よ〜」
 と言っていたけど、やっぱり何かないとね。

 刺身の盛り付けは母に、
 ハムとパプリカのソテーは夫に調理してもらった。
 人にたくさんやらして、私は楽だったのかも知れない。



 ソラとキロはいつもと逆転した立場でご満悦。
 2羽で、ナナとりんのカゴをのぞいてみたり、
 りんが2羽を引き連れて、いろんな遊び場に連れていってたみたいですが
 写真は撮れませんでした。



 ソラ、キロが気に入ってるナナの遊び場のトイレ。
 上の棚が気になるようで。

 ソラ:「うちのトイレよりもここは広いでチュ」
 キロ:「ここはナナたんの書斎だと言ってたでしゅよー」


 昼間だったので、アルコールは無しだったけど、父と夫が寝ていたの
 何でだろう〜 何でだろう〜 ななな何でだろう〜(古ッ)


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