旭川市でも行われている恥ずかしい現象

 まさか、旭川市の一部スーパーで食料を買い占めている人がいるとは知らなかった。
 ある大手スーパーの「火曜市」に買物に行ったY特派員さんが、
 「米・カップ麺」がすっからかんになっていたと。
 何故だか「柿の種」まで?


 今回の地震の影響で、宅配便も道内しか機能してなく道外へ配達してくれない。
 私もネットで買物をしようとしても
 「お届けできません」
 のメッセージがでる。


 函館の朝市で被害を受けていた人が、店を再開したいけど冷蔵庫・冷凍庫が
 発注できないと嘆いていた。
 だから、本州からの食料が届かなくなり、品不足になると思ったのであろう。
 噂が噂を呼び、殺到したのだろうな。本当にみんな自分の事しか考えてないんだな。
 本当にその商品を欲しい人が困っている。


 東北地方・あるいは東京の方も品不足で困っているから、その地方に住む家族がいる人達が買いだめしているのかも知れないが、今は正直いってその商品は送れない。
 中には、それを知らない人もいるのかも知れない。
 早く陸路も空路も復活してほしいですね。


 ラジオを聞いていると色々な情報が入ってくる。
 やはりスーパーに行ったらペットボトルの水が3本しかなかった。
 それを3本カゴに入れたら、
 「あんたみたいに、買い占める人がいるからウチが買えないんだ!」
 と怒鳴られたそう。
 箱買いしている人もたくさんいるのに、悲しくなったと……
 でも、その奥さんも
 「この1本はウチの、これは娘の……」
 と説明してわかってもらったみたいだけど。


 こんな小競り合い、被災地の方々には知られたくないですね。
 だって避難所で助け合っている姿、日本人の誇りですね。
 「被災者だから、被災者の人の気持ちが1番わかるから助け合う」
 「生きていただけありがたい」
 「電気がつかなくて不安だけど、星がとっても綺麗に見えるのよ」
 
 あと、現地に派遣されている記者たちが雨に濡れて報道していると
 傘を持ってきてくれた被災者の人達がいたという。
 そんな話を聞くと、グッとこみあげてくるものがある。

 私の実弟災害派遣のため、本日岩手県宮古市に応援に向かいました。
 まだ残されている人々の一刻も早い救出を願いながら
 そして被災地の皆さんの不安が少しでも軽くなりますように祈っています。