今朝、子供達のお部屋を掃除して、水を取り替え、
自分の朝食の支度をしていました。
そして、食べ始めた私は、りんの姿が見えないことに気付きました。
「ナナ? りんちゃんは?」
と聞いてみましたが、そっけない態度です。
私は、「りんりん? りんちゃーん、どこ?」
と大きな声を出しながら探しました。
ナナも鳴いてみたり、飛んでみたり……でも、りんは出てきません。
さっきまで、そこら辺で遊んでいたのに、おやつの箱を振って音をたてても駄目、
もしかして、隙間に埋れて出られなくなっているのでは?
と思い、さっきまで遊んでいた近くの物を移動させてみたのですが、
声さえしません。正直少し焦りました。
もう朝食どころではありません。
私は、もう一度、今まで探した所を丁寧に探そうと先ほど移動した
ハーフ毛布をたたみ直そうと、パラッと開きました。
すると、そこからりんが慌てて出てきたのです。
りんの頭はボサボサになってました。
きっと折りたたんであった端から入り込み、ぐいぐい出口のない
折り目の方に入り身動きがとれなくなってしまったのでしょうね。
早く発見して良かったとホッとしました。
それから私は、冷めたカフェオレとパンケーキを温めなおしもせず
食べたのでした。
「今日も張り切って仕事するチュピよー。」
「まったくりんは目が離せないチュチだなー」