その気にさせないで


  りん:「何? また何かついているチュピ?」
  ナナ:「別に……」




  りん:「何よ、本当は何かついているんでしょ。
      教えてよ」
  ナナ:「うーん、何ていったらいいかわからないチュチ」




  りん:「もしてしてナナたん、今頃になって
      アタシの魅力に……」
  ナナ:「フムフム……」




  りん:「気付いてくれたチュピね! ウッフン」
  ナナ:「りんって、シッポあったんだね」
  



  りん:「何よー! その気にさせないでチュピ」
  ナナ:「りん何怒ってるの? ボイラーの所行こう」
  りん:「そだねー




 ナナが何故、りんのシッポを観察するように
 マジマジと周りこんでまで見たのかは不明ですが、
 女の子を忘れていないりんちゃんは流石です。
 そして、何事もなかったように、
 こうやって尽くす姿もね。
 ちゃんとナナとりんの信頼関係が築かれているのよね。 



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