不織布マスクさんへ

君は一時期、

なかなか我が家に来てくれなかったね。

そして高値の君。

やっと傍に来てくれたと思ったのに

ゴムがすぐに切れて

怒りまくって責めたてたの、覚えているかな?

すぐに耳を痛くさせる子もいた。

だから、仕方なく

布タイプの子に浮気した時もあったよね。

 

企業努力もあって、

色々な形、デザインが出てきて、

呼吸もしやすいし、

服装とコーディネートまでできるようになり

また私は君に戻ってきた。

 

そうすると、

最初、必死に買い集めた箱の君たちが

見向きもされなくなってきて

たくさん残ってしまったんだ。

夫と2人じゃ死ぬまでに使い切れない量。

 

家を片付けたい人の番組で

未使用の君たちをゴミ袋に入れているのを見て

心が痛んだよ。

 

本来の使い方ではないけれど

君は製品としては優秀だから、

お掃除などに使わせてもらう事を

許してほしい。

 

うちには6羽のインコがいて、

隙間に羽毛や羽が隠れてしまうんだ。

既存の掃除道具に、ゴム部分を巻付けたが

簡単に切れたよ(笑)

でも、固さも、ゴムの部分も隙間には

いい働きをしてくれているよ、

ありがとう。

 

これからは体調の悪い人や医療従事者、

臭いがキツい仕事の関係者だけが使用する

世の中になってほしいね。

 

一番大変な時期に、

君と一緒にいればという安心感もあった。

私たちを守ってくれた君に

感謝の気持ちで一杯です。

これからは、のんびりと

お付き合い願います。

 

まずはお礼まで。

 

アホな内容でしょ。

最後まで読んでくれた方に

感謝します。

 

 

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