大変良くできましたっ

 れお:「あおちゃーん、どうしたらそっち行けるのぉー」

 あお:「こっちだよー、早く来てチュア~」

 

キッチンから階段に行くドアを閉めて

寝室から移動できるようにしたのだけれど

黒っぽい暖簾が戸だと思って、ウロウロしているれおん。

 

名前を呼ぶのを聞いて、コモモとパリィもやってきた。

その頃れおんは、違うドアから行けると思って

全然見ていない。

 

れおん、結構いい線いってるよ。

あおいを暖簾の下からくぐらせてみると、

 

ちゃんと、隙間を見つけて

お手本になってくれた。

 

 れお:「よっこいしょ」

 

 れお:「あっ、みんないるれしゅ」

 

 あお:「れおん、大変よくできましたでチュア」

 れお:「末っ子は、バカっぽい方がいいんれしゅね」

 あお:「ヨシヨシしてあげるチュア」

 

 

 パリ:「れおん結構、鈍くさいチュパ!」

 れお:「コモモさんには負けるれしゅ」

 

 

 コモ:「あ、あれは、パパが悪いチュコ」

 

クロークに閉じ込められたコモモ。

なんか小さな声が聞こえるなと。

まずは、点呼とったらコモモが見当たらなく

 

 私:「今、クローク開けた?」

 夫:「うん」

 私:「コモモ、入って行かなかった?」

 夫:「入って行かないよ、すぐに閉めたから」

 

 私:「コモモ~、コモモ~」

 コ:「チュイ

 私:「コモモ~、コモモ~」

 コ:「チュイ

 夫:「え~~」

 

クロークに小さい窓があって、その明るい方へ

ぐいぐい移動していたみたい。

私がすぐに気づけて良かったわ。

 

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