9月6日午前3時8分

 私は今回の地震の3分前に目覚めていました。
 と言っても、トイレに行きたくなったからかなーって感じで
 予知していたわけではありません。
 目覚めたといっても寝惚けた感じで、行こうかどうか
 迷っていたくらい。


 すると「どん、どん、どーん」
 と3歩歩く強い足音が聞えました。
 「あー、夫が先にトイレに行っちゃった。
  でも何故3歩で止まったの?」
、と思った矢先に横揺れ。
 さっきの3回程のドーンは夫の急ぐ足音でなく
 縦揺れだったのですよ。


 地震が治まって、テレビを見ていたら停電になり、
 とりあえず、横になったわけです。
 「朝になれば復旧しているだろう」
 って気持ちで。


 朝5時頃、電気をつけてみましたが通電していなくて
 5時半になり、義母が下から電話してきたので
 「停電だよー」って教えて
 ユウコさんや、ブロ友さんからラインが来ました。


 弟宅は食器が割れ、本棚の中味が飛び出してきて
 すごく恐かったそうです。
 弟は早めに出勤していき、残された家族は
 階段で駐車場に降り、車で待機していたようです。


 私は炊飯器の米を鍋に移し、ご飯を炊きました。
 今はごはんモードがあるから、張り付いてなくて
 良いですね。
 夫に弁当を持たし、残りご飯でおにぎりを作っておきました。


 明るいから冷静に動けたけれど、
 なんだかとても無駄なウロウロ動きが多かったな。
 それをナナとりんも察していたのか、
 下に行ったり、またすぐに戻ってきたりと
 子ども達にも違和感を感じさせてしまった。



 りんなんか、こんな感じで私にべったり。
 「ちょっと降りてね」
 と言って肩を棚の近くに寄せてもしがみついている。
 そして、そのたびに首などを必要以上に
 ガブガブーーとし続けていたのです。


 テレビの音もないからかと思い、ラジオをつけてみようと
 電池は何を何本かな?
 と思って調べたら「単2を6本」でした


  『えーー、単2を、しかも6本も使うのかい
   そんな6本もあるわけないじゃん』


 と引き出しを見たら

 何年か前の、もしかして地デジになる時か?
 電気使えなくてストーブつかなくなるかもと
 小さいストーブ買った時に、電池も買ったのよ。
 それで間違って使用しないように2パック
 あったんです。
 忘れていたからすごく嬉しかった。
 おかげでラジオを聞いて情報を得ることができました。
 単3と4は自宅に多めにあるのですが
 これから少し考えないといけないなと思いました。



  りん:「りんちゃん、何か見えないパワーを
      たくさん貰っちゃって、ママを励まそうとして
      マッサージしたつもりだったのに……」
      


  ナナ:「りんは、本当に加減を知らないチュチ
      ボクもいつもヒィヒィ言っているのに
      気づいてくれないチュチだからね。」 


 ラジオは厚真の土砂崩れや、ほぼ札幌メインの
 内容や充電場所の開設関連、
 メールなどで情報を寄せてくれた人たちの内容で
 なんとなく聞き流していたけれど、
 その時は、震度が大きい地域だけが停電だと思っていたし、
 まさか北海道全域でほぼ停電、
 その状態がブラックアウトと呼ばれていたことも
 知らなかったのでした。



にほんブログ村