あなた好みのぉ♪


  りん:「キロちゃぁーん」
  キロ:「えっ?」




  りん:「アタシよアタシぃ」
  キロ:「どこのどなたか、ご存知ないでしゅ」
  りん:「ウフフ、さっき追い払われた者チュピ」
  キロ:「えっ、もしかして、り」



  キロ:「んちゃん?」
  りん:「ピンポーン、どう? キロちゃんに嫌われるのは
      青い洋服のせいじゃないかって、パスカルが。
      それで、アタシも可愛い色がいいんじゃないかとね。
      今までおしゃれに気をつかってなかったしぃー
      ねぇ、どうチュピ? キロちゃん好みになった?」
  キロ:「可愛いのは色だけでしゅよ。
      お顔はパスカルとソックリなの気づいてるのかな」
  りん:「小っちゃい事は気にしないチュピ」





 もちろん、クラは近付きません。
 母が胸の中に入れて
 「りんちゃん、ねんねねー」




 不思議とその後は安心して、
 一緒に遊んでいました。


  キロ:「ボクはやっぱり普通のりんちゃんの方が……」




  りん:「テッテレーー(ドッキリ番組風に)
      キロはアノ子が本当にアタシだと思ったのかしら?
      とりあえず、今回の復讐は完了したチュピね」
      


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