りん：「みなさん、ごきげんよう、りんちゃんよ！
アタシとナナたん、昨日、ママに捨てられたみたい！
今日は女の子のお祭りなのに、つまらないチュピ！」
クラ：「えーっ、すてられたんでしゅか？
りんちゃんさんだけじゃなく、ナナさんも？」
りん：「あらっ？ コレは何かしら？」
ナナ：「これはきっと、お別れにママが置いて行ったんだチュチ」
キロ：「きっと、ヒナマツリプレゼントでしゅよ。
赤いからサンタさんが置いて行ったんでしゅよ」
ナナ：「りん、ママはきっとみんなで遊べるように
置いていってくれたチュチ」
りん：「そうかしら？」
りん：「ふん、こんなもので騙されないチュピよ！
こてんぱにやつけてやったわ！」
りん：「あら？ これは？」
りん：「なんか、なんかな、落ち着くじゃないのぉー」
りんとキロが一番遊んでいました。
クラもみんなが楽しそうなので、何度も何度も
見学に行きたいとせがまれ、乗せると
りんに追い払われるように逃げていました。
４羽にとって、楽しいひな祭りになったかしら？
