芸のためなら

 お互いに恋愛関係にまでは発展しないけれど
 それぞれお互いの存在を大事に思っているナナとりん。

 りんは、ナナにはウッフンはしなくなったが
 それなりに一緒に遊ぶ。
 その姿は微笑ましい。


 だけど昨日、何もしていないナナに
 りんが突然襲い掛かった。

  ナナ:「ギャッギャッギャッ」(キャー、やめてチュチ)
  りん:「ジジジジィーー」  (りんの縄張りに入るなぁ)


 それも、りんは卑怯でナナの背中を攻撃!
 流血になりかねないので、ナナを助けようとしたら
 私まで攻撃するので
 仕方なくりんを上から掴んで引き離したわ。
 りんには「喧嘩売ったらダメでしょ」
 ナナには「ごめんね、よく我慢したね」
 と言ったけれど、本当は私の見てない所でりんは
 ナナの背中の毛をむしっているのではないか
 毛引きと思っていたのはりんのせい?
 なんて妄想してしまった。   




  ナナ:「りんはね、時々多鳥人格になるんだ」
  りん:「アタシは女優だから、いろんな鳥格を
      使い分けているチュピよ。」
  ナナ:「ボクは芸のこやしにされてるチュチ?」



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