幸せなことなんだよ

 ナナ、りん、
 ちょっとお話しあるの、聞いてくれる?



  ナナ:「あらたまって、何チュチですか?」
  りん:「まさか、パパとママがリコン?
      どっちがどっちに引き取られるとか、そういう話?」
   私:「りんちゃん、ドラマの見過ぎよ!」


 と、私はこう語り始めました。

 毎日、お家で起きてから寝るまで、
 ほぼ一緒にいられること、とーっても幸せなんだということ。
 ボイラーの上でお昼寝して、目覚めた時リビングで
 パソコンをカチカチしているママがいて、
 「起きたのぉー、お水飲むぅー」
 って話かけてくれたり、

 大きい雷がゴロピカドーーーンしてビックリしたとき
 みんなで、チッチッチって言いながら
 「はーい、みんな集合!」
 って合図で集まれること
 それは、とっても幸せなことなのよ。

 ってね。



  りん:「そうチュピね、お友達は家族がお仕事行ってる時、
      寂しいと言っていたから……」
  ナナ:「でも、りんは必要以上にママにつきまとっているよね。
      そして怒られているチュチ」


 ナナとりん、本当にわかっているのかどうか分かりませんけれど、
 話の間「チュイ、チュチ」って返事していました。


 私は、一度もコメントなどで交流がない方なのですが…
 熊本で避難所と自宅が比較的近く、
 インコを2羽連れて往復されている方がいると知りました。

 避難所じゃ、インコさんが餌を食べてくれないそうです。
 それを読んで胸が締め付けられました。
 まだ、結構大きな余震が続く中、
 1人で頑張っている貴女達の安否を
 見守りたいです。



  ナナ:「ボクは震度5を我が家で唯一経験しているチュチ!
      避難生活にはならなかったけど、
      ボク達の仲間も負けないでほしいチュチ!」



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