気分転換のはずが……

 先週末、義父の容態が悪くなり、
 「会わせたい方がいれば……」
 とまで担当医から言われるほど危険な状態でした。
 でも、頼みの綱だった最後の抗生物質が効いてくれたのか
 また会話が出来るほどに復活。

 体調がいいから、今週末は札幌に墓参りも兼ねて行って来ようかと
 夫に話したら、
 「色々と職場のみんなに無理いって、交替してもらっていたから
  札幌には行けない」
 と。 


 だから、わが家から1時間程で行ける、お花の綺麗な場所に
 行くことに。
 勿論その前に病院寄って、状態を確認して……
 ナナとりんも連れてドライブです。



  りん:「何ぃ〜アンタも家族団欒に付いてきたチュピ〜」
  メロ:「はい、よろしくお願いします」



  風景を見ながら



 ナナとりんと遊びながら、
 目的地に到着。
 夫はトイレに行きたいと、駐車場に車を止めるなり
 行ってしまいました。
 私は、ナナとりんが暑くならないように、カゴの上に
 保冷剤おいたり、風通しの良いようにカバーを少し下げたり
 夫がなかなか戻ってこないし、一度車に戻ると言っていたので
 私も車を降りました。



 それから10分くらいして夫から電話。
 トイレが混んでいたので、近くのパチンコ屋まで移動したそう。
 その時に、後部座席のカゴが滑り落ち、ナナとりんが出てきた。
 餌入れが外れて上にあがり、そのすき間から出たようです。
 誰にも助けてもらえないし、そりゃ必死に這い上がってきたのだと
 思います。
 それを考えると花畑をのんきに見ている暇はない。


 今から、またそっちに戻る……との連絡……
 夫はなんとかカゴに入れてみると試みるが、興奮している子たちには
 通用しない。
 車に戻るとハンドルの上にチョコンと乗っているナナ。
 私の姿を見て「あーーーいたー」って顔していて。
 スライドドアだから、カーテン引いてもらって車に入った私。
 幸い、ナナとりんも私が座るまで、じっとしていてくれて。


 私がナナとりんに謝ったり、労わったりして
 とりあえずカゴに戻し、水をいれてあげ、ヒザ上に乗せて
 帰宅する途中、
 「あんなにビックリした事があったのに、
  ちゃんとお母さんを待っていてくれて、ありがとうね。
  今、ここで一緒にいてくれるのが嬉しいよ」


 ナナは少し残った餌を何回も食べてましたが、
 りんはボーッと景色を見ているのか寝ているのか
 じっとしていました。



  ナナ:「ビックリしたけれど、パパが可哀想ですよ」
  りん:「これが一番の気分転換チュピね」


 車中、夫をなじりとばした私……
 夜に聞きとり調査を行った所

   駐車場を出るときの右折でカゴがガシャっと落ちる。
   運転中なのでどうすることもできず、2羽がでてきた。
   (あれ? 鍵かかってないのぉー」ですってよ)
   助手席に座っているナナとりん。
   トイレにとりあえずいく。
   ドアの開け閉めを最小に。


 だそうです。
 本当に何事もなくてよかった。
 ナナとりんが車生活に慣れているからなのか、
 ナナとりんの信頼関係なのか
 うちの子はスゴイと思いました。
 でもこれからはミニドライブだからといっても
 いつ移動してもこんなことにならないように気をつけなければ
 ならないと考えさせられました。




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