こどもの日と里帰り

 5月5日は「こどもの日」でしたね。
 私もナナ・りん連れて実家へ、旅行のおみやげを持って行きました。



 りん:「キロ、今日はこどもの日チュピなのよ」
 キロ:「なんとなく聞いて知ってたでしゅよ。
     旅行は楽しかったでしゅか?」
 りん:「楽しかったチュピよー、あっ、おみやげ!」



 りん:「ナナたんと選んだおみやげチュピ。
     ひもが水色がキロで、ピンクがルルだからね。
     ミニケージにつけてもらってね」



 ルル:「キロたん、旅行ってなんれしゅか?」
 キロ:「クルマに乗ってドライブすることでしゅよ」
 ルル:「それって、ドナドナの替え歌を歌いながら
     ドライブすることれしゅかねー」
 りん:「あんたたち、レベル低いわね」



 ナナはウケケケケ〜と笑いながら飛んで行きました。


 そして、この日、ルルを里帰りさせることが決定し
 「今日は火曜日だから、金曜日に連れて帰るよ」
 と準備をし、我が家に連れてきました。


 翌日、放鳥するとナナの後を追うルル。
 面白くないのがりん。
 ルルのいるとこいるとこ、追い払う攻撃に出ます。



 ルル:「せっかくの里帰りれしゅよー。
     優しくしてくらしゃーーい」



 それでもルルはりんを巻いて、ナナの秘密基地へ。

 ルル:「あー、ここおぼえてるれしゅ」 



 ナナは面倒見が良いので、ルルのことをお願いして、
 逃げるときにカーテンに引っかかると危ないので
 開けておきました。
 チラチラ様子見ながら、遊ばせていたのですが、
 ナナが便座の方に降りてきていて、その時に羽毛が
 2〜3枚ふわふわしていて、
 あー、喧嘩になって、ナナが逃げてきたんだと察しました。


 でも、ナナったら、またルルのいる場所へ戻ろうと必死で
 飛び上がって行こうとしていて、必死で掴んで止めました。

 ナナをナデナデしながらハウスに入れ、ルルの所へ行き

   私:「どうして、ナナたんに意地悪するのー」
  ルル:「だって、ここはルルの陣地れしゅからー」

 と言わんばかりの私への攻撃が始まりました。
 母の言う通り、人(鳥)が変ったような攻撃的な性格。
 アミで捕獲し、ルルもハウスへ。
 そして、トイレは出入り禁止の札がかけられました。


 ナナはルルにやられた場所の毛をヤケになって
 全部むしろうとしています。
 抱きしめて、少し赤くなっている場所(左羽)に
 「フーフー」と息をかけてやりました。



 りん:「だから言ったじゃないのー。」

 とすべてを見通していたかのような、りんの表情。

 りんはどこにも遊びに行かず、ひたすらカゴのまわりを
 パトロールしていたんです。


 それからは、ルルの放鳥時間を区切り、
 同時放鳥の時間は短くし、遊ばせていました。 

 そして午後から母の電話。
  母:「ルル何してるー」
  私:「ルル、ナナに手を出したよ」
  母:「えー、ルルとナナちゃん良くケンカしていたから心配してたよ」
  私:「キロちゃんは?」
  母:「キロ、ショボンとしていて、ソラの写真の所に行く様になった」
  私:「えーーーっ!」
  母:「明日、つれて帰ってきて」
  私:「うん、わかった」

 と電話を切りましたが、すぐにつれていこうと思い
 準備をし、実家へ行きました。
 きっと、キロとルルの呼び鳴きの感動シーンが撮れるのではないかと
 カメラもちゃんと持参で。     



 ところが
 ルル:「キロちゃん、ただいまれしゅ」
 キロ:「なんだもう帰ってきたでしゅか?
     明日帰るって聞いていたでしゅよ!」
 とそっけない態度。




 キロ:「おばちゃん、ルルがお世話になりました。
     つれてきてくれて有難うでしゅ」

 クールなキロちゃんですが、そう言っているように見え、
 私が帰る時には2羽で2階に遊びに行ってしまってました。
 キロもキロなりに、ルルを家族として認識しているということが
 良くわかりました。


 キロちゃんがショボンとした原因。
 母がルルのカゴを隣の部屋に持って行ったようで、
 キロが「ルルはもう帰ってこないんだ」
 と受け取ってしまったのだと思います。
 それでソラちゃんの写真のそばに行き
 「またボクは、ひ鳥になっちゃったみたいでしゅ」
 と慰めてもらいに行っていたのね。
 だから、少しだけ母を叱りました。
 もちろん優しくね(笑)


 ルルにとっては、たった1日の里帰り。
 今度はキロちゃんとお付の人をつれて遊びにおいでと
 実家に向かう途中、話していました。

 ナナにとっては災難でした。
 と言うよりも申し訳ない気持ちで一杯になりました。
 ナナはそんなことあったのも忘れたかのように
 元気にしているので大丈夫です。 



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