今日は朝から忙しくて少しイライラしていました。
なのに、りんちゃんたら、私に遊べ遊べと誘ってくる。
ナナは私が忙しくしていたら、察してくれるのに
全く違います。
だから、りんちゃんお気に入りの箱を違う場所に飛ばす意地悪を
しました。
すると、びっくりして飛んで行き、その箱に
「大丈夫チュピ」
と様子を見に行き、私の方をチラチラ見ているんです。
りんが目を離したスキにその箱を隠してみると
さっき飛ばされた付近に行き、必死に探しているんですよ。
頭いいなーと感心しつつも、こっそりいつも遊んでいる場所に
戻しておきました。
その後義母にナナとりんを預かってもらい外出し、
昼過ぎに帰宅すると、あんなに朝、意地悪したのに
りんは私にベッタリん子ちゃんでした。
私:「りんちゃん、さっきはごめんね」
りん:「チロル箱さん、つぶされるんじゃないかと
ドキドキしていたチュピ」
私:「りんちゃん怒ってないの?」
りん:「りんだって、しつこくしたからいけない子だったんです。
今年は5歳になるというのに、いつもワガママで
ママを怒らしてごめんなさいチュピ……」
私:「もう、りんちゃんったら……いつの間にか
大人になっちゃって〜 うるうる……」
……と大人気ない私の行動を反省したのでした。
ナナ:「な、なんだこの光景チュチは!
これが家族愛というものなのかーーー
ボクまで何だかウルウルきたよー」
それから少し時間が経ち、
ナナ:「あれ? りん、必死に何しているの?」
りん:「このブロックでクチバシ砥いでいるチュピよ
切れ味抜群! 明日の朝はこれで攻めるわよ〜」
ナナ:「ひょえええーーっ さっきのウルウル返せぇー」