体験入浴の日

 今日は父の体験入浴の日でした。
 実は昨日熱が出て、少し咳も出だしたので、不安になった母は
 訪問看護師さんに連絡を入れ、様子を見てもらいました。
 今日、担当の看護師さんから朝の体温や、食事や水分量等、
 詳細に聞かれ、先生の指示を待ちました。
 それでオーケーが出て、予定通り行われました。
 とても気持ち良さそうでした。
 入浴は昨日の今日なので短めにしてもらいました。
 しかし、今はあんな便利なお風呂があるんですね。


 その後は看護師さんが来てくれて、採血と点滴をセットして
 終わる頃にまた来ますと一度帰り、再度来た時は、
 点滴の針の抜き方などを教えてくれました。
 そのうち、私や母がやることになりそうです。
 看護師さんの説明を聞いている感じでは、私にも出来そうかなと
 思いますが、きっと自分がやる時は緊張するのでしょうね。
 でも、頑張ってみようと思います。


 せっかく購入したベッドですが、あの時と比べると
 父の体力も落ちたような気がしますし、
 薬や水分を取らせる際に、無理矢理少し体を起こさせ、
 私達も支えるのに体力を必要とするので、
 やはりレンタルの介護用ベッドを頼むことにしました。
 それは9日に入ります。
 これで父も体調の悪い時、寝ているのに無理矢理起こされて……
 ということも減ると思います。


 介護合宿が始まって、5日が過ぎました。
 特にナナとりんは
 「いつ、おうちに帰るの?」
 と思っているとは思いますが、実家での生活に
 慣れてきたようです。



  私:「りんちゃん、そこで何しているの?」



 りん:「ここで居候させてもらっているチュピ」
 何故だか、この場所が気に入っている感じです。



 キロ:「りんちゃん、ボク達のおうちでネンネしたいでしゅか?」
 りん:「そういうわけでは……」
 キロ:「りんちゃん、男の子だったらいいでしゅよ」
 やはり年が近いから、まだ一緒に遊びたいのかな?
 りんが日中、留守を狙ってはこのお家に侵入。
 最初は怒っていたソラちゃんも、
 そんなに警戒しなくなったんですよ。



 ナナ:「なんだか、娘を嫁にやる父親みたいな
     気分チュチ」 
 


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