懐かしいなぁ


 ナナ:「ああーっ、これは! ボクが昔、
     移動用に使っていた、お家チュチ!」



 ナナ:「そうそう、この天井が低い感じ……
     でも、これに入ればパパとママとどこにでも行けたんだ
     トートバックに入って、レストランにもこっそり
     入った事もあるし、スイーツのお店で店員さんに
     「あっ、小鳥さんがいる」
     と言われたので、ママが
     「今日はすごく暑いので、車の中に置いておけなかったので」
     と言うとニコッと笑って見逃してくれたチュチ。
     きっとボクがイケメンだったからだね。



 ナナ:「あー、懐かしいチュチ。餌がひっくりかえったりして
     大変だったみたいだけれど、車の旅の時は
     ここで寝たんだ。」



 キロ:「そこに何か美味しいものでもあるでしゅか?」
 ナナ:「これはね、ボクの思い出の品チュチ。」
     


 キロ:「ふーん、これが?
     昔は貧乏でこんなお家だったのでしゅねー
     ナナたんは苦労しているんでしゅね。」



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