ピンクの化石

 昨日、実家で寝ていた私ですが、コザクラズの話し声が聞こえてきました。
 りん:「ママ、具合わるいチュピですか?」
 ナナ:「う〜ん、お稽古行くといっていなくなったけど、
     あっちは玄関じゃないチュチ」
 ソラ:「どうやったら元気になるでチュか」
 キロ:「笑うと健康になるってテレビで言ってたでしゅ」



 どうやって笑わせようか考えているこども達。
 (左からソラ、キロ、ナナ 写真はイメージです)



 ナナ:「そうだ、キロ、これはどうチュチ」
 とキロの耳元にささやいているナナ。


 ここからは想像してください。


 私が昼食で起きてきたとき、
 私 :「ただいまー、お稽古から帰ってきたよーー」
 するとりんが私のそばにとんできました。
 りん:「なんだか今、起きたような顔しているチュピね」
 と言って私の顔を覗き込みます。
 顔を見るとりんは、クチバシを真っ赤に染めていました。
 それはサザエさんの口紅の化粧みたいで、思わず
 私 :「りんがサザエでございまーーーすになってる
     じいちゃん色鉛筆出しっぱなしにしていたね」
 父 :「母さんと話しているときにやられたみたいだ」


 すると間もなくキロちゃんも飛んできて、自分のお顔の赤と同じ色を
 クチバシにつけていました。
 私はエーっと思ってナナを呼び寄せました。
 するとナナまでうっすら赤くついていました。
 思わず
 「あんたもかーーーい」
 と笑いながら叫んでいました。
 ソラだけは、綺麗なままでした。 

 (左からりん、ソラ、キロ) 
 ソラ:「だってボクの分、色鉛筆の配給がなかったでチュ」


 きっと、りん、キロ、ナナで奪い合ったのでしょうね。
 最初はかなり赤いンコを3羽で排泄していましたが、徐々に
 綺麗なピンクの化石に代わっていきました。
 3羽だから、かなり大量生産です。


 みんな、これからは普通の化石でいいからね。
 ちなみにナナは昔、ブルーダイヤも作ったことがあります。
 みんな異常がなければいいのだけどと思っています。


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