今日の晩御飯は、しゃぶしゃぶ。
でも、私の楽しみは肉ではなく、この
「真だち」
ポン酢に七味か柚子こしょうを入れて食べると最高。
これがナマの真だち。
真だちとは、真ダラの白子
初めて食べた人は勇気があったなー。
ばあちゃんが味噌汁に「助だち」(スケソウダラの白子)を
入れていたから、子供の頃から「たち」には抵抗がなかった。
そして、大人になって「真だち」という、「助だち」より
少し高級な「たち」の存在を知った。
見た目が「気持ち悪い」から食べないという人もいるが
口の中でとろける、ほんのり甘いあの美味しさ。
「うまいんだな、これが……」
と思わずいいたくなる。
夫が嫌いなので、自分だけのモノ。
夫には牡蠣を与えておく。
「たち」が出回るのは12月〜2月くらい。
回転寿司でも季節になると、真だちのナマが軍艦に乗る。
それも、何ともいえない良いお味だ。
でも近隣のスーパーで見た目は同じなのに、
とろける食感がしない店がある。
決して安い商品ではないのでムカついた事があった。
2度買ってみたけど、やっぱり駄目だった。
だから、その店ではもう買わない事にした。
寒い冬の、ささやかな幸せである。