呆れた大人たち

 今朝の情報番組で、こんな話題をやっていた。
 横浜市の救急車依頼要請が1日650件程。
 その四分の一が、まったく呆れた内容。
 でも、丁寧に応対しなければならない。


 心無いイタズラ電話。
 無言で数秒したら切れる……
 それが公共施設からだと、施設の人に周りに病人がいないか確認をとる。
 そしてかかってきた公衆電話に掛けなおして職員に出てもらって
 本当に病人がいないかを調べる。
 すごい手間だ!
 


 最近は、流血して血が止まらないから早く来てと言われ
 慌てて行くと、ワンコだったり……
 救急隊員も唖然とするそうだ。


 なかでヒドイと思ったのは、女の人からの要請で
 「お腹が痛くてたまらない」
 聞くと、病院前から電話をかけているという。
 病院にたどりつく前に悪化したのでは?と通常は思う。
 行くと、女の人は
 「こっち、こっちー」
 と手招きしていた。
 理由を聞くと、
 「すっごく混んでいて順番待つのが嫌だから
  だって救急車なら優先的に診てもらえるんでしょ」


 全く、なんと常識のない人だろう。
 その人の遺伝子が子供にコピーされていない事を祈るしかない。


 あっ、救急車で搬送されても、意識のしっかりあるアナタみたいな人は
 結局、待たされるんですって。
 本当に必要としている人が、そんな人の為に犠牲にならないでほしいと思います。

 「あー、それならボクも去年の10月に救急車に乗ったチュチです
  ママがお電話して、それに乗って病院行ったチュチです
  あの流血事件は思い出したくないジュピー」
  (ナナ、それはタクシーでしょ!)