どうしようもない思い……

 正直、ブログに書くか書くまいか迷ったのですけど、またまた悲しい事件が起こってしまいました。
 私は直接は関わってないのですが、胸が苦しくなりました。


 それは実家の両親が今日「旭岳」にドライブ行って温泉に寄ってくると言ってました。
 私も誘われたのですが、あのナナ&りん事件で仕事が終わっていなくて、お断りしていたのです。
 本来ならば夫が仕事だったし、行っていたに違いありません。


 午後3時頃に母から電話がありました。
 「大失態しちゃった、そらを逃がしちゃった……」
 と。


 紅葉を見て、お弁当を食べた両親は車の中で、そらと遊び温泉に行ったそうです。
 ミニケージに入れ、正午だった事もあり少し暑かったようです。
 父は「エアコンかけていくか?」と言ったみたいですが、少し車の窓を開けて行くことにしたそうです。
 そして2人一緒に温泉に行ったそうです。
 父が早目に車に戻りました。30分くらいです。
 でもケージには既にそらがいなかったそうです。
 ケージのフタ(入り口)がきちんと閉めてなかったんです。
 おまけに窓があいているのですから、そらは両親が近くにいるのではないかと
 思い、必死に探しに出たと思うのです。
 その時の周りが見たことのない場所で、懸命に家族を探し回った
 そらの不安な気持ちを思うと、胸が締め付けられます。
 両親も必死にしばらく探し回ったのでしょうが、飛んでいった方向も見ていないので
 無理ですよね。


 何故、ルーク(犬)を飼っていたときでさえ、時間をずらしてお風呂に入りに行ったり
していた両親が、今回に限ってこんな失態をしてしまったのかが不思議です。
 もし、私が一緒に行き、ナナとりんが車の中で一緒に留守番していれば、飛んで行かなかったかも知れない。
 あるいは、私の家で預かっていれば……
 と色々悔やまれます。


 昨日、寄る予定ではなかった実家に少し寄ったとき、そらがナナとりんが帰るのを名残りおしそうに見つめていたし、私の手をかなり強くガブしたり、こしょこしょしてくれたり、最後のお別れをしていたのかと思ってしまいます。


 まだ、あきらめた訳ではないですが、寂しい所だし、朝晩はすごく冷えるし、野鳥さんは沢山いるし……
 寂しくなったそらが、人間に寄っていって誰かに保護されているのを願うしかないです。
 暗い話題で申し訳ないです。

 北海道東川町旭岳温泉
  『大雪山白樺荘 駐車場』
 附近から
 コザクラインコ(ブルー)が迷子になりました。
 名前は「そらちゃん」で生後3カ月位
 オデコが少しオレンジに生え代わりつつあります

 保護されている方、ご連絡お願いします。