少し心配していたこと

 実家のキロとクラ。
 わが家に長い間ホームステイして、
 2羽の距離が近づいた、いい感じでした。



 どちらかというとクラが必死に着いていき
 そして世話を焼く感じでした。


 でも、ふと思った。
 キロとルルの時も我が家では仲がすごく良いのに
 実家に戻れば、家庭内別居みたいな感じでした。




 もしかしてクラも、自由奔放な遊び人キロに
 愛想を尽かし、また1人遊びに戻ったのではないかと。


 母に電話すると、あれからクラは実家でもちゃんと
 キロにカキカキしてあげていると聞いてホッと安心。




 私が遊びに行っても、その姿を見せてくれ、




   私:「キロちゃん、クラちゃん、仲良しでいいね」
  キロ:「心配しないでくださいよ。ちゃんと指導してましゅよ」
  クラ:「キロにいたん、クラにもカキカキしてほしいでしゅし、
      とつぜん、イジワルするのやめてほしいでしゅぅー」
   私:「本当だよ、キロがクラを守ってあげなきゃ駄目だよ」
  キロ:「そんなに簡単にキャラ変えませんから」




  ナナ:「でも結構仲良しになって安心したチュチだよね」
  りん:「キロだって内心は家族が増えて嬉しいはずチュピ。
      アタシだって、大事な遊び仲間をクラにとられたような
      気持ちで寂しくなったけれど、私にはナナたんもいるし……」
  ナナ:「りん、大人になったチュチだね。
      7歳のりん格がバッチリ出てきたんだね!」




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