遊んでほしいの


 実家に行くと、ナナとりんが仲良くしているからか
 クラもキロちゃんと行動がしたくなるようで。




  クラ:「キロにいしゃん、あそんでくださいよ」




  キロ:「赤ちゃんとは遊べないでしゅよ」
  クラ:「カキカキごっこはいかがでしゅ?」
  キロ:「あれは信頼関係がないと駄目なんでしゅよ」



  ナナ:「なんだか、昔を思い出すチュチね」
  りん:「アタシもよく、ナナたんについていったわね」
  ナナ:「ガブされたこともあってタイタイしたチュチ」
  りん:「アタシもあの頃は、子どもだったものね」



 まったく相性が合わないわけではない、キロとクラ。
 でも、まだ本当の家族と認めないキロ。
 結局、クラは母の後を追っかける。
 先日、母とキロが2階に行った時、クラは高いロープの上。
 自分も行くんだと、飛んだけれど、ただゆっくり落ちていくだけ。
 でも、その姿が可愛かったなぁ。
 早く短く切られた羽が抜けて、飛べる羽になるといいね、クラ。



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