りんちゃんが主役


  ナナ:「りん、ちょっとこっち来てチュチ」
  りん:「えー、今ぁー!」



  ナナ:「ちょっとでいいからさー」
  りん:「仕方ないわねー、忙しいチュピなのよ」






  りん:「何〜、なんかイベントやっているの?」
  皆な:「せーの」     



  皆な:「りんちゃん、6歳のお誕生日おめでとう!」
  りん:「えーっ!」




  りん:「もう嬉しくない年齢チュピなのよ、
      知らんぷりして欲しいわ」


 りんは機嫌が悪かったのか、サクランボにも
 全く興味示しません。



  皆な:「えーサプライズ失敗? ヒソヒソ……」
  ナナ:「ボクが味見してみるよ、
      うん、なんて美味しいんだろう これも初物だよね」




  ナナ:「りん、お誕生日おめでとう。
      ボクと一緒に年を重ねていこうチュチ。
      みんなだって、必ず年はとるんだよ。
      これからも素敵な生き方しようね」




  りん:「なんで、アタシの誕生日、スイカじゃないのよー
      楽しみにしていたチュピなのに!」
  ナナ:「えっ、そこに怒っていたの!」
   私:「ごめん、りんちゃん。
      あなたにも初物を一番先に食べさせてあげたかったのよ」




 少し経ってりんは、甘くて美味しい物だということを思い出し
 サクランボさんにスリ寄っていました。


  りん:「ふつつかな、アタシですけれど
      これからも、よろしくお願いするチュピ」
  



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