インコ観察の勉強

 さあ、今日は金曜日です。
 コザクラ小学校登校日です。



 ルル:「ナナこおちょお〜 きょうのじゅぎょうは
     なんでしゅか?」



 ナナ:「今日はチロル箱に執着するインコを  
     色々な角度から観察して、
     感じたことを発表してくれたまえチュチ」
 ルル:「ルルにはなんだか、むずかしいれしゅー」
 キロ:「だって、りんちゃんがモデルだしぃー」
 りん:「あたし、モデル? 撮影会?」



 ルル:「こっちにいれば、あんぜんれしゅ」



 ルル:「こっちはどうれしゅかねー」
 りん:「何見てるチュピ!」
 ルル:「ギャッ!」


 少したって

 りん:「あれ、なんか酸素少なくなったのかしら?」



 キロ:「りんちゃん、可愛いでしゅよー」
 りん:「そ、そぉう〜」



 ルル:「もう、かんさつのべんきょうは あきたれしゅー」
 キロ:「りんちゃん、まだやってましゅよ。
     間違えて食べられなきゃいいでしゅけどねー」



 イタズラを知ったりんはというと
 かなりのお怒りのご様子で。
 りん:「くやピー、くやピー
     箱があったら入りたい……あっ入っていたチュピ」



 りん:「あなたたち、覚えておきなさいチュピ。
     絶対、この箱で遊ばせてあげないわよ!」
     



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