カサカサするのと缶が好き

 土曜日の朝のこと。

 ナナ:「あれ? これは何チュチだろ?」
 わざと、少しだけ隙間をあけておくと
 ミドリムシがやってきました。



 ナナ:「おおっ、フタが空くチュチ。
     ごめんくださいましーー」



 ナナ:「これはもしかして、ママのペレット?」




 ナナ:「この可愛いのどうしたチュチなの?」
  私:「パパのおみやげよ」



 フナ:「ナナさんボクも食べたいナッシー」
 ナナ:「これはママのご飯だから、こっそり盗まないと
     食べられないんだよ」



 りん:「ちょっとー、何騒いでいるチュピ?
     あっ、それ何?」
 ナナ:「パパのおみやげチュチだってさー
     優しいね〜」
 りん:「んんん?」



 りん:「パパ、ウワキしているチュピじゃないの?」

 と、かなり疑いの目で睨んでいます。
 ナナは止まり枝からズリッと滑り落ちているみたいです。
 何か隠しているのでしょうか。

 このあと、りんは夫ににじり寄って
 厳しい尋問を繰り返していたようですよ。




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