担当者会議なんてものが……

 自宅で在宅治療……
 少しでも早く、父を自宅に連れて帰ってあげたくて
 選んだ方法。

 でもね、結構人の出入りが激しくて、
 そのことでちょっと疲れていますね。
 やっとの思いで横になった途端
 「ピンポーン」
 ですから。
 まあ、父が熱を出したことにより、毎日2回は
 看護師さんが点滴で出入りするし、それはありがたいのですよ。
 オムツ交換や着替えも手伝ってくれますしね。
 今日は病院の院長先生までも診察に来てくれました。
 とてもリラックスした状態でいいねと言われましたよ。


 昨日は熱もあがり、なかなか下がらず困りましたが
 今日は平熱に戻り、食欲も少し戻りました。
 熱が尿路感染によるものか、腫瘍熱かわかりません。
 でもこれを繰り返すのだと思います。
 こまめな検温をしなくてはいけません。


 昨日はケアマネージャーさんが「担当者会議」というものが
 我が家で開かれました。
 会議というほどの物ではないですが、
 今後の治療方針を、
 「居宅サービス計画書」なるものを作成してくれて
 看護師、訪問入浴介護サービスの方、介護用品の会社の方などが
 集まり、注意点などを確認していました。


 そのプリントの一部です。
 わかりますか?
 「……家族や鳥達と一緒に過ごしたい。」
 ペットではなくて、鳥と書いてくれています(笑)
 現在、人の出入りが激しくて最初は必死になって、
 カゴに戻していたんです。
 でも、時間が一定でないため、4羽を仏壇のある部屋に
 餌とお水の入ったワゴンを置き、戸を閉めそこで遊んでもらうことに。 


 そして担当者会議が終ってから、皆さんがインコに会いたいと言ったので
 戸を開けると一斉に飛び出してきます。
 みんなインコさん大好きだったのです。
 1人だけ、触ったことがないというので、
 ナナを連れて行きましたが、すぐに私の所に戻り、
 りんが行き、マジガブしていました。
 「ごめん、出川みたいなリアクションできない……」
 とその男性。
 きっと痛さにビックリしたのね。
 でもみんな大爆笑でした。
 まさかこの会議でこんなに笑えるとは思いませんでした。

 そして、りんは入浴サービスの女の人の所に行き、
 指にのってガブ、不思議そうな顔をしてまたガブ。
 「痛くないですか?」
 と聞くと、
 「私も今セキセイインコを飼っていて、慣れていますから」
 でもかなり痛かったと思います。

 りん:「あのお姉さん、りんのガブに悲鳴あげなかったチュピ。
     りんは自信なくしたチュピ ウッウッ……」
 
 ソラとキロもその人のインコ好きがわかるのでしょうか。
 ずっと指にとまっていました。



 ソラ:「ボクはそのお姉さんが好きになったでチュ」
 キロ:「可愛いねー、おとなしいねーって言われたでしゅ」



 りん:「なによー、みんなだってガブするくせに」
 ナナ:「りんのガブでも通用しなかったから、
     あきらめたチュチなんだよ、きっと。」



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