ある日の実家での出来事。
みんなが水浴びしたそうな顔をしていたので、
平等に、４枚のお皿を準備してくれました。
「さあ、喧嘩しないで水浴びしなさい」
でも、我先にやってきたのはりんちゃん。
ソラ：「ぼくたちが先に来て待ってたでチュ」
キロ：「いつもそうでしゅ、ナナ校長ならまだしも……」
ソラ：「あっ、キロ、りんの所行っちゃうの」
負けず嫌いのキロ、りんをジロリンコしてから
キロ：「キロだって、水浴び上手に出来るでシュ」
豪快に水浴びを始める。
そこへ、ソラもやってきて
ソラ：「キロ、うまい、うまい、上手になったでチュ」
キロ：「いいでしゅか、ソラちゃん、見てて下しゃい」
キロ：「クロス！ どうでしゅか？ バッチリ決まったでしゅか」
ソラ：「スゴイ、スゴイでチュ。
きっとオリンピックに行けるでチュよ」
キロ：「キロがオリンピックに行ったら、
みんなに応援してもらいたいでしゅ」
一体、何の競技に出るつもりなのかしらね。
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