懐ドラ 『金曜日には花を買って』

 
 今年の1月からBSで再放送されたドラマ
 『金曜日には花を買って』(1986〜1987)
 昔、何となく見ていたから、また最初から見てみようと思い録画した。


 物語は信吾と和江の離婚から始まる。
 決して珍しくない「離婚」……でもこの2人が離婚した事によって
 少しずつ何かが狂い始める。


 全部話すと長くなるから割愛するけど、不倫をしてしまったのは恵子と英明だけ。
 後の人達は、ギリギリの所でとどまる。
 恵子も駄目な事だとわかっているが、事故でなくした昔の恋人の面影を重ねてしまい
 とうとう一線を越えてしまう……

 何故だかこのメンバーはよく、こうやって集まって食事をする。
 これは公平の再就職が決まったお祝いのシーン。
 はる菜がわざと保と恵子に結婚式の媒酌人を頼み、引き受ける事に。
 でも、百合が保に密告し、結婚前の遊びならいいわよと英明に言っていた
 はる菜も保に2人の関係を話してしまう。
 保は「英明君とよく話し合え」と言い残し家を出て行く。
 和江は昔の恋人と成し遂げられなかった事を英明にしているだけと恵子に言う。

 そして恵子が一方的に別れを告げるシーン。
 英明は納得していないが。結局はる菜とも別れる。
 そして恵子は保に
 「どれだけ自分が今まで幸せだったか気付いていなかった……」
 様な事を泣きながら電話でいい、友達の協力もあって元のサヤにおさまる。
 めでたし、めでたしですね。


 この当時の篠ひろ子さんは実年齢38歳……多岐川さんでも35歳です。
 なんか、すごく大人っぽいです。そして素敵だった。
 今の女優さんで当時の篠さんと近い年齢の人と言えば
 常盤貴子稲森いずみ石田ひかり鈴木砂羽 松雪泰子 寺島しのぶ……
 その時の流行の服や髪型でこうも違うものかな。
 なんだか最近のアラフォーは若く感じる。


 あと、スキルス性胃癌で若くして亡くなった堀江しのぶさんも出ていた。
 この回の1回だけ、頼まれてスポーツクラブに行ったというシーン。
 今、生きていたら45歳くらいかな?

 主題歌「心みだれて」を歌う、小林明子もクラブ歌手役?で
 たまに出演していました。

 このドラマで確か金曜日シリーズは終結したのですよね。
 「金妻」は全く見ていないんですけどね。


 今日の内容、地震があってからずっと保留にしていました。
 でも「篠ひろ子」さんが宮城県仙台市出身で、そして仙台市在住なんですって。
 もちろん夫妻とも無事だそうです。

山村 恵子 − 篠 ひろ子(たまに夫の仕事の手伝いをする2児の母)
山村  保 − 板東 英二(女性下着の訪問販売)
 
沢井 町子 − 池田 裕子(恵子の7つ年下のイトコ 隣に住んでいる 信吾の世話を焼く)
沢井 公平 − 佐藤 B作(国鉄→スーパーの店長へ転職)
沢井 愛国 − 小林 昭二(公平の父 国鉄OB)


清沢 和江 − 多岐川裕美(信吾の元妻 恵子の親友 不倫経験あり)
中川 信吾 − 奥田 瑛二(美容師 本当は離婚したくなかった)
中川 英明 − 世良 公則(信吾の弟 恵子の昔の恋人と似ている)
戸崎はる菜 − 香坂みゆき(英明の婚約者 英明が恵子に好意を持っている事を知っている)


安東 百合 − 森下 愛子(駅の売店店員 保と親しくなる)
リカちゃん − 堀江しのぶ(男達が通うビアホールのウエイトレス?)
ノンちゃん − 網浜 直子(花屋のバイト 学費を公平に借りる 彼氏がいた)