『Nの悲劇』 何も言えなくて……

 今日は実家の母と映画を観に行くため、実家に朝、行く事にしました。
 何故だか、夫が子ども達が入ったバッグを持ち、玄関へ行く途中
 バーンと斜めに倒しました。
 普段あまり持たないから、片方の取っ手が外れたのでしょうね。
 二つカゴが入っているから重たくて、バランスくずれるからね。
 わかっているのだけれど、ついつい
 「いやー、それしか持ってないのにどうしてそんな事になるの」
 って間髪いれずに発してました。
 もう廊下は餌だらけ。
 ナナとりんのハウスもエサがほとんどなくなっていました。
 お出かけする前は、念入りに掃除しているので
 頭に血が上りましたよ。
 驚いて、義母も飛び出てきたくらいです。


 夫に「謝ってよー」と言ったのですが、そんなにキャンキャン言われたら
 タイミングを失ったとかの一点張り……
 と朝からゴタゴタがあり、ナナはなんだか萎縮してましたよ。


 私と母は映画に出かけ、帰宅。
 母が台所にたっていると
 「えーーーーー」
 と目を疑いました。


 ナナのシッポの毛が大量に抜けていたからです。
 6本抜けていました。

 ナナ:「ボク、おばあ様にシッポを抜かれてしまったー」

 ……とは一切言わず、鳴き声も発せず耐えていたのでした。
 ナナも突然の事で声も出なかったのでしょうが、
 朝からきゃんきゃん吠えていた私と対照的だったので
 ナナをナデナデしてあげました。



 その後は、いつもと変わりなくナナは元気にしています。
 シッポが犠牲になっただけで、済んだみたいです。


 母も足元にナナがいたので、何度も肩にのっけたり
 注意してくれていたみたいなんですが
 ナナもいう事を聞かなかった。
 でも小さな体だから、私達が守ってやらなきゃいけないんですよね。
 小動物を飼われている方、ご注意くださいね。

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