鬼ごっこ

 ある日の午後。
 4羽のコザクラ達が何やら始めました。

 ナナ:「ボクが鬼になって10数えるから、
     なるべく遠くに逃げるか隠れるチュチよ」
 りん:「鬼ごっこ?」
 ソラ:「えっ、ナナ校長って鬼でチュか?」
 キロ:「ナナのママが鬼でしゅよね」
 (右がナナ、中央がりん)



 ナナ:「さあ、捕まえるぞ、なんだよ、全然逃げてないチュチ
     じゃあ、りんからだよ!」
 りん:「ひどいチュピィ〜 女の子なのにぃ」
 と逃げ出すりん。



 ナナ:「次はキロちゃんだ、食べちゃうぞ〜」
 キロ:「ギャッギャッ 助けてでしゅ〜」
 ソラは仁王立ち。
 かたまっているのか?



 ナナ:「ソラも食べちゃうぞ〜 ガオ〜」
 ソラ:「ボクは逃げも隠れもいたしませんでチュ」
 ナナ:「ムムム……それでは鬼の楽しみがないチュチ」
 りん:「ナナたん、鬼ごっこなんて時代遅れチュピよ!」
 とりんは靴下の毛玉とりに夢中であった。


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