お世話係

 ナナ:「姫様、今年もようこそおいでくださいました。
     お世話係のナナです。何でもお申し付けください」
 姫様:「ナナ君、元気そうで何より。そなたに褒美をとらせよう
     お団子をひとつ持って行くがよい」

 ナナ:「ありがたき幸せチュチです」

 それを物陰でみていたりんは
 (ホウビ? ダンゴ?)

 りん:「ねえねえオジサン、あの人誰チュピ?」
 殿様:「こ、怖い、近寄らないでくれ!」
 りん:「だってオジサン、肩幅狭いからこうなるチュピよ」
 殿様:「君もここにいないで姫様の世話をしてくれたまえ
     うちの家計は妻が握っているんだ!」

 りん:「ちょっと色白だけど、よく見たらイケメンチュピねー」
 殿様:「助けてぇぇー、耳をかじられるかも〜」

 りんは、早速お姫様の所に移動していました。
 りん:「お姫様、お初にお目にかかります、りんでございまするー」

 姫様:「キャーっ とうとう来た。」
 リン:「姫様のお世話をさせ」
 姫様:「そ、そ、そなたにも褒美をあげよう」

 姫様:「団子を1つもって行くがよい」
 りん:「わーい、わーい、明日もお世話に来たら団子もらえるチュピね」
 姫様:「りんさん、遠慮せずにお団子を全部持って行くがよい」
 りん:「働いて汗をかいた後のお団子って最高チュピねー」
 姫様:「………」